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1/04/2015

シャトー・アンジェリュス CH.ANGELUS


格付け:プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(第一特別級)、サンテミリオン・グラン・クリュ
所有者:ド・プーアール・ド・ラフォレ家

所在地
住所:CH.ANGELUS,3330 St,-Emilion,France
電話:33 05 57 24 71 39
FAX:33 05 57 24 68 56

面積:23.4ha
ブドウ品種:メルロ50%、カベルネ・フラン47%、カベルネ・ソーヴィニョン3%
平均樹齢:35年
植樹密度:7.000~8.000本/ha
平均収量:25~30hl/ha

醸造及び育成
少なくともブドウを摘む要員と同じくらいの人数が、選果テーブルにも当てられている。ポンプや発酵槽へ移すための管は使わず、発酵槽(スチール、木、及びセメント製)に果実を丸ごと運ぶためにベルトコンベヤーが導入されている。発酵槽は果皮との接触を最大限にするため、高さよりは幅があり、長時間のマセラーションの際にはパンチング・ダウン、ポンピング・オーバーが採用されている。ワインは早くから樽にうつされ、樽内でマロラティック発酵を行い(1983年以降)、6~8カ月間澱と接触させ(1988年以降)清澄と濾過は行わない(1988年以降)。樽熟成は年によって20~28カ月間。翌年の秋に瓶詰する。

年間生産量
シャトー・アンジェリュス:75.000本
カリヨン・ド・ランジュリュス:10.000本

近年の偉大なヴィンテージ
2003年、2002年、2001年、2000年、1998年、1996年、1995年、1990年、1989年


名高い<ピエ・ド・コート>に建つ有名なサン=テミリオンの鐘楼の近くに位置するシャトー・アンジェリュスは、プーアール・ド・ラフォレ家の7代にわたる熱心な貢献の賜物である。シャトーの名前は、所有する畑の一区画にいると、地元のマゼラ聖堂、マゼラの聖マルタン教会、そしてサン=テミリオン教会という3つの教会のお告げの鐘(アンジェリュス・ベル)がすべて同時に聞こえることから名付けられた。

アンジェリュスは、非常に人気の高いサン=テミリオンである。生産量が多いこと(その多くは輸出されている)、美しいラベル、そして魅力的でしなやかなワインのスタイルから、サン=テミリオン愛好家の間でもアンジェリュスの信奉者は多い。アンジェリュスはマゼラ・ヴァレーに位置しており、畑は石灰質の粘土質ロームと、下方斜面の粘土と砂が入り混じった土壌にある。畑全体が、完全な南向きを享受している。

- ロバート・M・パーカーjr著 「ロバート・パーカーが選ぶ 最新版 世界の極上ワイン」104Pより抜粋




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